2024年5月20日
教職教育部
日本同盟基督教団 教師候補者制度説明
1.教師候補者制度
2013年度の教団総会において新教憲教規が採択されました。その結果、今までの認定神学生制度は教師候補者制度に変更され、教規第7条に教師候補者制度が位置づけられることになりました。
教規 第7章 教師の育成
教師候補者
第123条 教師候補者は、本教団の信徒で、将来、本教団の教師となることを願い、所定の手続きを経た者をいう。
2.教師候補者は、在籍教会、宣教区、教職教育部および奉仕教会の指導のもと、必要な手続きを受けなければならない。
3.教師候補者は、所定の神学教育課程を経て、補教師試験を受験することができる。
4.教師候補者の出願時には、教師候補者として1年以上の期間を経ていなければならない。
教師の養成機関
第124条 教師の養成は、東京基督教大学教会教職課程および教団が認定する神学校機関でこれを行う。
2.教師候補者制度の意義
本教団教会の信徒で、主イエス・キリストの教会に仕えるために献身し、神学校卒業後に本教団の教師として働きくことを願っている者が・・・
①教団に対する理解を深め、
②同じ志を持つ者同士の交わりを密にし、
③将来の教団を担う者としての自覚と積極的な意識を高める。
上記の目的で教師候補者制度が設けられています。
3.教師候補者となるための手続き
教師候補者となるためには、以下に記載する通り通りの手続きが必要です。
①以下の書類を期日までに教団事務所に送付する。
申請書類は教団ホームぺージよりダウンロードできる。
・申請書(本人肉質)
・教団書式による履歴書(写真を貼付する・本人肉筆)
・救いと献身の証し
(1600~2000字で。所属教会牧師が内容を確認し、署名捺印したもの)
・所属教会牧師の推薦書
・所属教会役員2名の推薦書
・教師候補者申請に関する役員会議事録抄録
②提出期限は、教師候補者研修会等で告知(期日厳守で教団事務所に送付のこと)
③申請年度の3月末時点で同盟教団教会在籍1年以上を経ない者は申請を認めないものとする。
4.教師候補者のガイドライン
①最初と最終学年を本教団の教会にて奉仕する。
(補教師受験に際して「最終学年奉仕教会の同盟教団教師による推薦状」が必要です)
②神学校在学中に、本教団のバイブルキャンプ場(浜名湖・松原湖)で、1キャンプ以上の奉仕、実習をする。
③本教団主催の行事(大会)で、奉仕、実習をする。
④教団主催の教師候補者研修会に出席する。
⑤神学校在学中、奨学金貸与の申請をすることができる。
⑥教師候補者となって最終学年に補教師受験をしない者は、取り下げ申請の必要が生じる場合があるので、教職教育部に相談する。
教団では、教師候補者および教団教師の経済的必要をサポートする奨学金制度を設けています。
・奨学金は毎年申請が必要です。
・時期:毎年4月~3月で適用
・教師候補者:15,000円/月(最終学年20,000円/月)
・教団教師:20,000円/月